『もう一人の自分と出会う 音楽療法の本』内田博美著,アルク出版企画

書籍名・著者・出版社

『もう一人の自分と出会う 音楽療法の本』
内田博美著
アルク出版企画

内容

“音楽”で心の真実を知る——「音楽療法」は、ドイツで広く実践されている心理療法のひとつです。日本ではまだあまり広く知られていない分野ですが、本書では、実際に音楽療法を受けた人々の実例をとりあげ、音楽療法が個々のケースでどのような効果をもたらしたか、分かりやすく解説しています。

原因不明の頭痛に悩まされている人、職場のストレスで睡眠障害になってしまった人、深いトラウマを負った子供たち。即興演奏によってさまざまな心の傷や形があらわになり、本人たちが思ってもみなかった「本当の原因」が現れることで、初めて心に必要な治療が見えてきます。

筆者は「音楽療法」を実際に体験し、10年間ドイツに滞在して、その実践と研究を続けました。現在は「ドイツ音楽療法センター」の代表を務めており、日本における音楽療法の第一人者です。

多数の実例と解説を掲載した、入門書としても研究書としても役に立つ1冊、ぜひ手にとってみて下さい。

著者略歴

内田 博美
東京都出身。『ドイツ音楽療法センター』代表。
国立音楽大学ピアノ科卒業、横浜国立大学大学院教育学研究科修了。2000年に渡独。ミュンスター大学でドイツ認定ディプロム音楽療法士の資格を取得。博士課程での臨床研究と共に、精神科病棟や障害者施設などでの実践を経て、現在は日本でドイツ音楽療法の情報提供や普及活動にあたる。

本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

書籍情報