『賢人の問題解決術』林文子/眞鍋政義/北村晴男/山崎直子/鷲田清一著,幻冬舎

2023年2月8日2023年2月10日

書籍名・著者・出版社

『賢人の問題解決術』
林文子,眞鍋政義,北村晴男,山崎直子,鷲田清一著
幻冬舎

内容

“問題”にぶつかったとき、どうするか?
人間関係、敵を知る、リスクマネジメント……尽きない悩みを解決に導くヒント!

これまで、あらゆる種類の問題解決に取り組んできた賢人たちが、問題に直面し、乗り越えてきた経験から得られた知恵を一挙に紹介。

悩ましい問題の解決のヒントはこの5人に学べ!

第1章チャンスをつかみ、成果につなげる方法――熱意とコミュニケーションで扉を開け
第2章勝負強さを身につける思考法――勝利は細心の準備とプラス思考から
第3章問題を勝利に導く必須要件――執念、誠実さ、想像力。あとは「やるべきことをやる」
第4章「想定外」に対応する力の磨き方――危機を乗り越える「訓練」と「チームワーク」
第5章「問題」を「問題」でなくす哲学的思考法――ものの見方が変われば、生き方も変わる

著者略歴

林文子
1946年、東京生まれ。横浜市長。1965年~76年、東洋レーヨン株式会社(現東レ)、松下電器産業株式会社(現パナソニック)等に勤務。77年、ホンダオート横浜株式会社に入社し、10年間トップセールスを維持する。87年、BMW株式会社東京事業部(現BMW東京)に入社し、93年女性初の支店長に抜擢。99年以降、ファーレン東京株式会社(現フォルクスワーゲンジャパン販売株式会社)、BMW東京株式会社の代表取締役社長を歴任。05年、株式会社ダイエー代表取締役会長兼CEO(07年、同社取締役副会長)。08年、東京日産自動車販売株式会社代表取締役社長。09年より横浜市長。ウォールストリートジャーナル紙「注目すべき世界の女性経営者50人」、米フォーチュン誌「世界ビジネス界で最強の女性50人」等に選出。06年、ハーバードビジネススクール女性経営者賞受賞。

眞鍋政義
1963年、兵庫県生まれ。全日本女子バレーボールチーム監督。中学時代からバレーボールを始める。85年、全日本に選出され、ワールドカップに出場。86年、新日本製鐵に入社。88年、全日本代表としてソウルオリンピックへの出場をはじめ、数々の国際大会で日本を代表するセッターとして活躍。93年、新日本製鐵の選手兼監督に就任。99年、イタリアのセリエAパレルモに移籍。帰国後は旭化成、松下電器を経て、2005年現役を引退。女子チーム久光製薬スプリングス監督に就任し、06-07年プレミアリーグで優勝。08年全日本女子チームの監督に選ばれ、10年の世界選手権で32年ぶりの銅メダル、12年のロンドンオリンピックでは28年ぶりの銅メダル獲得に導く。

北村晴男
1956年、長野県生まれ。弁護士。早稲田大学を卒業後、86年に司法試験合格。92年北村法律事務所(現・弁護士法人北村・加藤・佐野法律事務所)解説。主に一般民事(保険法・交通事故・債権回収・医療過誤など)を専門とし、特に生命保険に関する訴訟では高い評価を得ている。モットーは、“誠実、真剣、迅速”。日本テレビ系列「行列のできる法律相談所」では、誠実で真剣に問題に取り組む姿勢で人気を博している。東京弁護士会所属。

山崎直子
1970年、千葉県生まれ。元・宇宙飛行士。東京大学工学部航空学科卒業、同大学航空宇宙工学専攻修士課程修了。96年からNASDA(現JAXA)に勤務し、「きぼう」日本実験棟のシステム・インテグレーション(開発業務)に従事。99年、日本人宇宙飛行士の候補者に選ばれ、2001年、宇宙飛行士として認定される。04年ソユーズTMA宇宙船フライトエンジニア資格取得。06年、NASAよりミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)に認定。10年、スペースシャトル「ディスカバリー号」にMSとして搭乗。11年、JAXAを退職し、現在は宇宙政策委員を務め、宇宙飛行を身近にしていく活動に取り組んでいる。

鷲田清一
1949年、京都府生まれ。哲学者。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。関西大学教授、大阪大学教授、大阪大学大学院文学研究科長・文学部長、大阪大学理事・副学長、大阪大学総長を経て、2011年9月より大谷大学文学部教授。専門は臨床哲学、倫理学。サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、読売文学賞評論・伝記賞などを受賞。これまで哲学の視点から、身体、他者、規範、所有、ケア、モード、国家などを論じるとともに、社会やアートをめぐってさまざまな批評活動を行ってきた。近年は、医療や介護、教育の現場など、社会の問題発生の現場に哲学の思考をつなげてゆく≪臨床哲学≫のプロジェクトに取り組んでいる。

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