『図解でやさしくわかる 親鸞の教えと歎異抄』釈徹宗著,ナツメ社

書籍名・著者・出版社

『図解でやさしくわかる 親鸞の教えと歎異抄』
釈徹宗著
ナツメ社

内容

■親鸞さんはどんな人だったの?
浄土真宗を開いた親鸞さんは、どのような人だったのか、その生い立ち、修業時代、僧籍剥奪と流罪、東国布教などを、地図や写真、資料を掲載しながら、ていねいに解説します。

■歎異抄はどんな本なの?
親鸞さん自身は、何冊もの本を書いていますが、それは難しい本ばかりです。『歎異抄』は唯円さんという人が、親鸞さんの言葉をまとめたもの、といわれています。わかりやすい語り口調で書かれていますから、読むのは難しくはありません。
しかし、そんな歎異抄も、「機縁が熟していないものには、容易に見せてはいけない」といわれています。なぜ容易に見せてはいけないのでしょうか。そこには秘密があるのです。

■歎異抄の全文をていねいに読み解きます
歎異抄は、そんなに分厚い内容ではありません。親鸞さんの語録の前半や、親鸞さんの教えからはずれていってしまった考えを嘆く後半、付録などを入れても、そんなに長くはありません。

本書では、歎異抄の全文とともに、その現代語訳文、そして、すべての文書に対する解釈を掲載しました。
さらに、歎異抄に出てくる、現代人には難しい仏教用語や、歎異抄を理解するうえで欠かせない仏教の世界観などを、図やマンガを使ってやさしく解説しました。 「浄土真宗にとって極めて大切な聖教」と断言されている歎異抄
の全貌も、本書を読むことで、理解することができます。

著者略歴

釈 徹宗(しゃく てっしゅう)
1961年、大阪府生まれ。相愛大学人文学部教授。博士(学術)。
専門は宗教思想。日本仏教学会理事。浄土真宗本願寺派如来寺住職。
NPO法人リライフ代表。著書は『法然親鸞一遍』(新潮新書)など多数。

本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

書籍情報

発売日2012/8/11
ページ数260ページ
ISBN-10 4816352899
ISBN-13978-4816352898
寸法A5判
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