【新刊】当社代表による共著『あたらしい日本洋食器の教科書』

当社代表の加納亜美子と実姉の玄馬絵美子による共著『あたらしい日本洋食器の教科書』が刊行されました。

これまで「日本のうつわの本」というと、こだわりの作家ものや和食器の骨董品の本がメインでした。

しかし、実際に一般家庭の食器棚にあるのはそうした食器ばかりでしょうか?

そんなことはなく、一般家庭には、メーカーや窯元の量産品食器(プロダクト)が、もっとも多く使われているのです。それにもかかわらず、今まで書籍でその魅力や実践的な使い方を詳しく取り上げられたことはありませんでした。

そこで本書では、陶磁器業界がなかなか伝えてこなかった素晴らしいプロダクトの日本洋食器の魅力について、わかりやすく解説しています。初心者向けの4コマ漫画つきで、楽しみながら学べるところもポイントです。

本書は、2022年に刊行した『あたらしい洋食器の教科書 美術様式と世界史から楽しくわかる陶磁器の世界』(翔泳社)のシリーズ第二弾でもあります。前作は発売と同時に驚きの情報量と内容の深さでたちまち業界の話題を呼び、韓国、中国、台湾で翻訳本が刊行されました。

本書は、前作の単なる続編や二番煎じではなく、重複する項目もすべて内容を「日本の洋食器」向けに刷新した書下ろしです。

明治維新のチャレンジ精神あふれる創業者の歴史、歴史人物の波乱に満ちた人間ドラマ、東洋と西洋の文化をつなぐかけ橋となったやきもの文化など、ドラマティックなストーリーを解き明かします。

記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
目次