『シニア世代に教える最高のピアノレッスン法』元吉ひろみ著,ヤマハミュージックエンタテイメント

書籍名・著者・出版社

『シニア世代に教える最高のピアノレッスン法』
元吉ひろみ著
ヤマハミュージックエンタテイメント

内容

シニア世代への指導にはどんな素晴らしさがあるのか?
60歳以上への指導を専門にしている著者が教える、唯一のシニア向け指導書です。

子どもと比べて「できないこと」が多そうなシニア世代。
しかし、何ができて、何ができないのかを正しく把握することで、指導はずっと楽に、楽しくなります!
本書では、シニア世代の特性を生理学的/心理学的に解説します。

●本書ではこんなことがわかります!
・シニア世代の指や体の動きはどうなっている?
・子供の指導法とどう変えたらよい?
・レッスン後のおしゃべりへの対応法
・シニア+ピアノ=脳への影響と健康効果
・発表会の行い方

目次

はじめに
私がシニア世代専門のピアノレッスンを始めたわけ

第1章 幸せを分かちあうピアノレッスン
・魅力1.熱心さ
・魅力2.生徒の目が輝いてくる
・魅力3.弾けたときの喜びよう!
・魅力4.人間としてのお手本
・魅力5.笑い
・魅力6.優しさ
・「シニア」の意味
・こんな教え甲斐のある生徒はいない!
・シニア世代にピアノは大人気

第2章 「シニア世代」を理解する
まずは知っておきたい“エイジング”ということ
“エイジング”による変化
・健康を害することもある
・能力と加齢の関係
・指の動き
・指の巧緻性
・左右異なる動きで弾く
・左右異なる強さで弾く
・次の音にパッと移る
・弾き出すまでの時間
・視覚・聴覚の影響
・ミスタッチが多い?
・暗譜できる?
・学習能力はどれくらい?

期待できる健康効果
・シニア世代の健康志向
・指の機能アップ
・脳の活性化
・心の健康度アップ
・レッスン内容と健康効果の関係
・ワインが熟成するがごとく

第3章 シニア世代へのピアノ指導
コツと注意点
・ピアノ指導の実現
・大人の学びは“自己決定型”
・能力と負担の割合が大切
・レッスン間隔は余裕をもって
・同年代でのグループレッスンがうまくいく
・指導は、ゆっくり楽しく優しく
・選曲のポイント
・曲作りの楽しみをとり入れて
・宿題のアイデア
・連弾/アンサンブルの楽しみ
・ボランティア演奏にチャレンジ
・年齢層ごとの特徴
・指導の4つのこだわり

第4章 レッスンの現場から
実践のためのアイデア集
・生徒さんの呼び方
・弾き始めるまでの時間を短くするには
・音符を覚えるには
・指の動きを確認するには
・老眼のための便利メガネ
・確実な暗譜の方法
・弾けた曲を忘れないために
・レッスンの終わり方
・発表会のアイデア
・開講方法 ~教えてみたい先生へ~
・第1回目のレッスンメニュー

おわりに

著者略歴

元吉 ひろみ
ヤマハ音楽教室システム講師を経て、自宅音楽教室で子どもを対象にピアノとエレクトーンの指導を行う。ニューヨーク・コロンビア大学にて、ロバート・ペース教授の「グループ・ピアノ指導法」を学ぶ。その後、シニア世代対象のグループ・レッスンを開始。つくば市で、入会資格が60歳以上のピアノ教室を主宰。学習院大学卒業。音楽教育学、生涯学習論、健康科学など様々な観点から、シニア世代のピアノ指導に関する研究を続ける。修士(聖徳大学大学院、お茶の水女子大学大学院)、博士(筑波大学大学院)

本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

書籍情報

発売日2013/11/23
ページ数144ページ
ISBN-10 4636899970
ISBN-13978-4636899979
寸法新書判
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